中学3年生、今回の美育行事のテーマは「先端科学を楽しく学ぶ」です。東京に向かい、お台場の日本科学未来館にて最先端の科学技術について楽しく体験しながら学びを深めました。
科学技術振興機構直轄の機関でもある日本科学未来館では、常設展「世界をさぐる」「未来をつくる」「地球とつながる」と大きく3つのテーマに分かれた体験型の展示があり、科学的なトピックスについて、わかりやすく実感しながら学ぶことができます。
令和4年5月に行われた教育未来創造会議「第一次提言」を受けた文部科学大臣の会見における、
・「現在35%にとどまっている自然科学分野を専攻する学生の割合を5割程度まで引き上げることを目指す」
・「入試も変わり、文系・理系の区別なく広く深い学びが評価されるようになる」
・「大学には、文理横断的な入学者選抜に転換するよう強く促していく」
・「高校においても早期から文系・理系に分ける『文理分断』教育から脱却し、文系・理系の枠を超えた学びにより、生徒の可能性の芽を大きく育むことをお願いする」
等の発言からもわかる通り、自然科学に対して親しみを持ち探究しようとする姿勢を持つ人材の育成は、国策にも合致した事項であるといえます。
星陵では、さまざまな体験を通じて、自然科学の楽しさを大切にしながら、文・理の枠を超えて探究することのできる知識活用型人材を育ててまいります。
今回の行事も含めた「美育」全般についてははこちらをご覧ください。