高校2年生が「春季SDGs研修」に行ってきました。


　普通科は東京方面（上野国立科学博物館、浅草他）、英数科英数コースおよび総合コースは鎌倉方面（鎌倉市内、茅ケ崎、江ノ島等）、英数科中高一貫コースは東京方面（築地・豊洲市場見学、お台場散策他）にてフィールドワークを実施。クラス内の親睦を深めるとともに、持続可能な都市計画への理解を深め、SDGs第3段階「複雑性の理解」まで探究を深めることを目指しました。


　このうち普通科のクラスが見学した上野の国立科学博物館では、特別展「恐竜博2023」の他、様々なテーマに沿った常設展を見ることができ、生徒たちはおのおの見聞を深めていました。


　浅草ではコロナ禍明けということもあり、外国人観光客の方の姿がたいへん多くみられ、インバウンド需要の復活を肌で実感することができました。


　観光は政府の重要政策のひとつに位置付けられるところであり、静岡県も観光客の誘致に力を入れています。インバウンド誘致には、受け入れ準備や恒常的な行政のフォローなどクリアすべき条件や課題も多く、観光を柱にした地域の成長戦略を描くことはそう簡単ではありません。「解」なき問題のひとつでもあります。


　中高一貫コースの生徒は築地市場、豊洲市場の見学を通じて、巨大都市を支える生鮮食料品の物流経路や売買の仕組みなどについて見聞を見分を深めていました。


　2年生の生徒たちが、今回の研修を通じて、持続可能な地域社会創生のヒントを手に入れることができたら嬉しいです。