令和5年4月6日、星陵の牡丹桜も五分咲きからの見ごろを迎えつつあるこのよき日、星陵中学校第13回入学式が挙行されました。
開式の辞、国歌斉唱に続く「入学許可」では、新入生一人一人が学級担任の呼名に応じて返事をし、星陵中学校13期生69名が渡邉一洋校長から入学を許可されました。
校長式辞の中で、渡邉校長は、「星陵中学校・高等学校は、6年間かけてグローバルリーダーを育成する中高一貫校」と述べ、「みなさんは高校受験のために点数を取ることだけを考えて学校に来る必要はない。目に見えるもの、聞こえるもの、全てを正しく判断し、その中から、自分なりに新たな課題を見つけ、課題解決のためにはどうしたら良いかを、考えられるようになるために星陵に通う」とし、「課題の答えは、決してひとつとは限らない。10人いれば10個の答えがあり、10通りのやり方がある。そういった世界で、自ら考え、自ら行動する。それが星陵で、星陵の『楽しい』ところだ」とこれから先の中高6年の学校生活を紹介しました。
また、「今日はみなさんが自立への第一歩を踏み出す日だ」としたうえで、本校の校訓「誠・友・厳」を日々の生活の中で実践して、大いに成長していってほしいと、新入生の前途に期待を込めました。
校長式辞に続き、来賓を代表して学校法人静岡理工科大学より藤浪和夫常務理事から、本校PTA組織である星光会より阿久澤太郎会長から心あたたまるご祝辞をいただきました。
本年度の新入生を代表して吉村有未さんから「これからはじまる中学校生活への期待で胸がいっぱい。私たちが一生懸命努力して<受験>という試練を無事乗り越えたというこの経験を、これからの6年間の生活に活かしていきたい」「私たち新入生はお互いを助け合いながら何事にも全力で取り組み、夢に向かって一生懸命努力することを誓います」と誓いの言葉が述べられ、6年間の学校生活に向けた決意が示されました。
入学式に引き続き新入生保護者を対象とした星光会入会式が開催され、阿久澤会長の挨拶、渡邉校長挨拶、副会長、理事、監事などの役員紹介に続き、会則説明が行われ、生徒・保護者ともに6年間の中学・高校生活がスタートしました。