星陵ラボ(フードサイエンス・カゼイン班)は、富士宮市の特産である牛乳が食品廃棄率上位に上がる問題点に着目し、捨てられるものからの活用としてカゼインプラスチックの研究に取り組んできました。
今回、自分たちの実験の結果や今後の取り組みについて助言を頂くため、静岡理工科大学理工学部物質生命科学科の小土橋陽平先生の研究室を訪ねてきました。
自分たちの研究へのアドバイスに加えて、小土橋先生の研究分野である、機能性高分子に関する発表を拝聴しました。
医療現場での実用化を目指して研究を重ねる様子に、生徒たちも大いに刺激をもらったことでしょう。また、小土橋先生の研究室が、セミの羽構造をもとにしたナノ柱構造を模倣したフィルムの開発に成功した事例を聞き、身近なところに研究のヒントがあることも分かりました。
訪問前は、自分たちの実験内容に行きづまり悩んでいましたが、今回の研究室訪問を経て、今後の研究で挑戦してみたいことや課題が見えてきました。この経験を糧に今後も大学と継続的に連携しながら活動していきたいと思います。
小土橋先生・ゼミの学生のみなさま、ありがとうございました!
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